乾燥してかゆい!肌荒れとは違う皮脂欠乏症に注意

皮脂欠乏症は、皮脂の脂が減少することで乾燥を生じカサカサになりかゆみを伴う皮膚の病気です。皮脂欠乏症が悪化してしまうと湿疹がでてしまいます。高齢の方に多い病気でしたが、近年は若い患者が増えています。冬の時期にはつらい皮脂欠乏症の原因と対策をご紹介します。

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皮脂欠乏性は予防とともに症状を悪化させないように注意する

   

皮脂欠乏性を予防するためのポイント

冬になると深刻になるかゆみ、それを引き起こす皮脂欠乏症を予防するためには外部からのスキンケアが欠かせません。クリームや湿潤剤などを手足に塗って乾燥から保護する保湿をなるべく常時行うなどが主ですが、それ以外にも内部から予防していく方法があります。

それは、食生活の改善です。皮膚をつくるアミノ酸とその原料になるたんぱく質をしっかり摂取するだけでなく、それらを助けるビタミン・ミネラルなどの栄養をバランスよく不足なく毎日の食事で身体に取り込むことが求められます。

皮脂の原料となる脂質もダイエットなどを意識するあまり控え過ぎるケースが見られますが、必須栄養素ですのできちんと摂ることが重要です。生活習慣も大切で、生活のリズムを整えておくとホルモンバランスが崩れず、皮脂も正常に分泌されます。

また運動をして汗をかくと毛穴から古くなった皮脂が排出され、皮脂のサイクルが正常になりやすいため欠乏症の予防につながります。

皮脂欠乏性の対策のポイント

皮脂欠乏性で悩んでいるときは、治療と同時に症状を悪化させないよう留意することが大切です。部屋の湿度を加湿器などでなるべく高めに保つようにすると、皮膚からの水分の蒸発を抑えることができます。

また衣類はなるべく患部にこすれないよう、ゆるめのデザインで柔らかい素材のものを選びましょう。とくに足は歩いているとどうしてもこすれる部分ですので、患部を守る工夫が必要になります。

サウナや強い薬品を扱うなど、温度や化学的な刺激を可能な限り避けることも重要です。入浴するときも、あまりゴシゴシと身体を洗うと皮脂を洗い流してしまい皮膚が傷つきやすくなりますので洗浄力の優しいシャンプーや石鹸でこすらないよう注意して身体を洗いましょう。

熱いお風呂が大好きという方も、皮脂が流れてしまうので水温はぬるめに設定しておくことをおすすめします。やや長めに入浴すると汗をかきますので、それを軽く流してお風呂から出たらすぐに保湿するのがポイントです。